2017年4月8日土曜日

「日本とベトナムの違い」Global―GAP 東日本大震災地支援・ベトナム研修 渡部 虎那太


~東日本大震災地支援・ベトナム研修 感想~

福島県立会津農林高校  渡部 虎那太

テーマ 「日本とベトナムの違い」

私が、4日間の研修を通して1番伝えたいもの、それは・・・「日本とベトナムの農業の違いです」
 日本の農業とベトナムの農業の大きな違いは農業機械を使用の有無だと私は思いました(現地ガイド、ビンさんの話により)。日本の農業は耕地開拓をし基盤整備もしっかりしているため機械導入が進みましたが、今回訪れたベトナムの農業施設(圃場等)は農業機械は使用せず自分たちの手で作業していると聞きました。その背景として、基盤整備がされていないことが問題だと考えられます。しかし、2日目に訪れたAGRICULTURAL HIGH TECH PARKは、施設栽培(ハウス)で作物の管理をし、温度・湿度をセンサー(機器)で管理していて日本と同じところもありました。

また、ベトナムの方が日本よりも優れていたもの(上だったもの)がありました。それは、「GlobalGAP」の取得数です。GlobalGAPとは、「食の安全と持続可能な生産管理(世界基準)」という意味を持ちます。GlobalGAPを取得するには広大な面積(圃場)、機材、お金がかかってしまいます。また、年に数回抜き打ちチェックが行われるなど審査がかなり厳しいものになっています(インターネット情報)。しかし、これらをクリアできるからこそ自信や誇りをを持って消費者に提供できたり、全世界へ輸出することができるのだと思います。日本のGlobalGAP取得数は農家数に対し取得割合が一桁に対し、ベトナムのGlobalGAP取得数は果樹だけでも300以上とかなり多いことが分かりました(3日目に訪れたSOFRI の資料により)。

そしてこれらを通して今後、農業に関して1番関わってくるキーワードが「GlobalGAP」だと私は思います。日本でもこのGlobalGAPが今後大きな課題になると考えています。GlobalGAPの取得の有無で、2020年の東京オリンピックで選手に提供する料理の中に日本の作物が使用できないという話も上がっています。
ベトナムでは、2年目以降の(GlobalGAP取得のための)国の援助(支援金等)は無いと言っていました(3日目に訪れたSOFRIの副所長の話により)。そのため、2年目以降の継続が伸び悩んでいると聞きました。今後の日本を考えると(東京オリンピックを見据え)国が継続的に援助をしながらGlobalGAPの取得向上に努めていかなければいけないのかなと感じました。

訪問した研究所の情報 (クリックしてください)

2)AGRICULTURAL HIGH TECH PARK


 以下は、お気に入りの写真の説明です。


3日目に訪れたSOFRI の副所長(左奥 ヒューさん)と従業員の方と一緒に撮った写真です。(ベトナム研修で1番勉強になり、印象に残ているから)
ここでは果樹の話をメインとし、ベトナム発祥の果樹である「ミルク(おっぱい)フルーツ」の説明やベトナムで栽培されている果樹についての説明を受けました。ここで、農業のキーワードともいえる「GlobalGAP」の話が出ました。
残りの2枚の写真はレポートの話とは合わないですが同様に心に残った場面です

 この写真は、3日目に訪れたタイソン島での出来事で、人生で初めて蛇を触り、首に巻いたときの様子です。現地の人が急に巻きにきたので驚きましたが虫がダメな私でも意外と蛇は大丈夫でした。

この写真は、最終日に行われた学校訪問で発表するパワーポイントの最終打ち合わせの様子です。横山さんの協力も得ながら22時近くまで入念に打ち合わせ・発表練習をし、当日は現地の高校生と交流をし、発表も大いに盛り上がりとても良い交流となりました。

 今後も、私は農業に携わっていくのでベトナム研修でたくさんの刺激を受け、より一層やる気がでました。ベトナム研修中に浅井さんが言葉にした「農業をやっている人は笑顔がある」というのが今でも心に残っています。私は「農業で日本を変えたい」という目標を持っています。そのために必要なのは笑顔ではないかと気づけることができました。生産者が笑顔であることで消費者も笑顔になるのではないかと思います。

 最後になりましたが、浅井さん、横山さん、ベトナム研修の計画に携わった方々、本当にありがとうございました。

以上

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